大臣の辞任により、審議できる状況にないということで審議拒否、だそうです。
個人的には、野党側が審議拒否という手段で抵抗することはあんまり好ましいと思いません。
議会の開催に1日1億円程度かかっていると言われておりますし、1日議会が空転するだけで、それだけ税金を無駄遣いしていることにはなるまいか。

しかし、現在の国会の構造上、野党が政府側から譲歩を引き出し、自分達の政策実現につなげていく術もなく、野党側の使える手段は審議拒否をすること以外にあんまりないのが現状です。その結果、私自身も感じていましたが、野党議員の存在意義に対するフラストレーションは結構高いと思います。

各国議会でも行われているように、委員会における逐条審査を通常の運用とすることの必要性は高いと思います。
その上で、委員会における議論を踏まえたうえで、所謂「変換型議会」と呼ばれるように、委員会における条文の修正が行われる運用が常態化することが望ましいと思います。これによって、委員会審議において、野党議員であってもきちんと法案の修正を勝ち取れるのであれば、野党議員の存在意義に対するフラストレーションは大分解消されます。

審議拒否を認めないのであれば、やはり議会運営そのものの見直しが必要でしょう。いつまでも、各党の国会対策委員長が裏で、議会の運営についての議論している所謂国対政治ではなく、議会そのものを機能させていくための制度設計が必要だと思います。