去る12月23日、天皇誕生日の宴会の儀に参列してまいりました。

宴会の儀は、12時40分から2時前後までの間に宮中において催される午餐会(宴会の儀)です。
参列者は、天皇陛下が皇后陛下とご一緒にお招きした、衆・参両院の議長・副議長・議員、内閣総理大臣,国務大臣、最高裁判所長官・判事、各省庁の事務次官など立法・行政・司法各機関の要人,都道府県の知事、各界代表者とそれぞれの配偶者です。加えて、皇族の方々もご列席なさります。残念ながら雅子皇太子妃はいらっしゃりませんでしたが、他の皇族の方々は概ねご列席されておりました。

国民代表である衆議院議員としての初の公務として、妻と共に陛下の誕生日をお祝いする事ができ、大変身が引き締まる思いをいたしました。自らの負っている責任を胸に刻みこみ、精一杯頑張ってまいりたい、改めてそのように思いました。

12時10分から宮中に参入することが認められます。プロトコル上、衣服は男性は紋付かモーニング、女性は着物かイブニングという昼の正礼装です。妻の着物の着付けにかかる時間を考え、私達は、朝からずっと準備を行って、12時過ぎに宮中に参りました。

みんなの党からは衆議院5名、参議院1名の参列でした。山内康一衆議院議員、佐藤正夫衆議院議員、大熊利明衆議院議員、青柳陽一郎衆議院議員及び私、並びに江口克彦参議院議員です。全部で参列者は、250名程度でしょうか。

私の座ったテーブルには真正面に自民党の小泉進次郎衆議院議員、妻の前には松元内閣府事務次官、隣に民主党の小見山幸治参議院議員夫人、妻の隣が金子厚生労働事務次官、という座席配置。
小泉議員は私のコロンビアの先輩、松元事務次官は私の法律事務所時代の後輩のご尊父ということでした。新人議員の参列にあたり、座席配置に何かしらの会話のきっかけを仕込んでいる皇室の配慮に感動しました。

宴会の儀では、同卓に座っている皆さまと、地元の明治大学生田キャンパス内の同大平和教育登戸研究所資料館において開かれている企画展「キャンパスに残っていた偽札印刷工場」の概要などについて話をしました。戦時中、陸軍登戸研究所において偽札製造による謀略戦が行われようとしていたことなど、興味深く話を聞いていただきました。

この話の中で、ヒトラーの贋札という映画の紹介を受けました。まだ見ることができていませんが、年末中にはこの映画を見てみようと思います。

料理の内容は、以下のとおりです。
① 汁物  白味噌 巻鯉 柚子
② 作身  鮃 松笠烏賊 からすみ 白髭大根 打胡瓜 花山葵 防風 紅蓼
③ 取肴  日の出蒲鉾 松風焼若鶏 鶴亀羹
④ 焼物  塩焼姿鯛 阿茶羅菊蕪 酢取生姜
⑤ 温物  茶碗蒸 鰻 銀杏 薄竹筍 菠薐草
⑥ 加薬飯 鯛曽保呂 椎茸 干瓢 筍 錦糸玉子 紅生姜
⑦ 温酒

13時45分に天皇皇后両陛下が御退出され、参列者は鯛、蒲鉾などを折に詰めて、退出します。会場となった豊明殿にはカメラの持ち込みが禁止されているので、写真は持ち帰ってきた塩焼姿鯛です。

非常に勉強になりました。今後外交・安全保障の分野での活躍をも考えているので、新人議員の時点で初登院前からプロトコルが重視される午餐会に列席することができたことは貴重な経験です。
今後とも一生懸命頑張ってまいります。