1月25日〜26日にかけて、山田太郎参議院議員、小池正就衆議院議員、林宙紀衆議院議員、真山勇一参議院議員といったみんなの党新人議員とともに、石巻、牡鹿、女川といった東日本大震災の罹災地を視察してまいりました。通常国会が開会すると中々罹災地入りをすることも難しいかもしれないと思い、今現地に行くことが重要だ考え、この視察を敢行いたしました。

私自身、原発に頼らない新しいエネルギー政策、東日本大震災からの早期復興、福島第一原発事故の早期終息といった政策を選挙戦中から訴えてきました。私がこれらを実現に向けて活動していくために、発災から2年近く経過した現在の罹災地の現状を自分の目で確認し、現場の生の声を聞くことが必要だと感じていました。旅程は次のとおりです。林衆議院議員、当方の友人であり現地でボランティア活動に従事されているO氏と当方の三者三様にアレンジをしたので、バラエティに富んだ様々な現地の声を聞くことができました。

25日 10:00 石巻市役所訪問 市長・市議会議長らと意見交換
11:00 大橋団地仮設住宅訪問 自治会長らと意見交換
13:00 女川原発訪問 女川原発副所長らと意見交換
16:30 牡鹿半島牧浜訪問 牧浜で牡蠣養殖に従事する脱サラ漁師のA氏からヒアリング
17:00 牡鹿半島蛤浜訪問 蛤浜のK氏邸にて、牡鹿半島内で復興に携わる若者から現場の生の声をヒアリング
20:30 石巻市内で会食 石巻市内の中心市街地活性化に携わる株式会社街づくりまんぼうの方々からヒアリング
26日 10:00 女川町内視察 女川病院など町内の状況を視察
11:30 石巻市渡波地区で昼食 愛知県から移住し、現地の牡蠣専門の飲食店で店長をしているA氏からヒアリング
13:00 牡鹿半島鮎川浜訪問 仮設商店街「おしかのれん街」にて、小売店経営者、飲食店経営者、現地に移住してボランティアに携わる方々からヒアリング

復興が全く進んでいない現状に愕然としましたが、色々な理由があるものの、改めていくつかのことを再確認致しました。

端的に纏めると、結局、東日本大震災の罹災地の復興は、今まで目を瞑ってきた震災前から同地が抱えていた問題を解決しない限り先に進むことができない、という事です。東日本大震災により津波災害に罹災した沿岸部の地域は、元々生産年齢人口の流出に伴う町の過疎化が進んでいた地域であり、その結果町の高齢化が進んでいたり、経済圏の縮小が起きており、漁業や農業などの一次産業や水産加工業などの小さな二次産業などが中心であり、新たな産業が誕生していない地域であったということです。

現地の方々も、中小企業庁の中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業(グループ補助金)などを使って、復興に向けて何とか努力をしています。しかし、このグループ補助金は罹災した施設・設備の復旧・整備を主な目的としているところに問題点があります。「復旧」、即ち原状回復をしたところで、過疎化し、高齢化した町が再度生み出されるだけという状況になってしまい、今後20年間持続可能な街をつくるという町ができるのか、という疑念が生じてきます。復興は、緊急時の対応という第一フェーズ、住民の雇用・生活確保という第二フェーズから、持続可能な街づくりという第三のフェーズに移行していると考えられました。

引き続き、次のブログで東北の現状を見ていきたいと思います。